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2020年9月21日 秋の遠足「渋沢栄一を学ぶツアー」のご報告

更新日:2020年9月24日

本年度はコロナウィルス感染防止のため

イベント開催ができない状況が続いておりましたが、

政府のGoToトラベルキャンペーンも始まり

間もなく東京も対象になる状況になってきましたので

小人数で感染防止対策をしっかりした上で

敬老の日の9月21日に8名のメンバーで「秋の遠足」へ行って参りました!


予てより「渋沢栄一を学ぶツアー」として王子・飛鳥山に

行きたいと思っておりましたが、諸状況を考慮して今回は

渋沢栄一生誕の地である埼玉県は深谷市に点在する

ゆかりのスポットを車で巡ることにしました。


東京駅に似たレンガ調の深谷駅前の

渋沢栄一銅像前に集合でした。

渋滞で遅れるメンバーに先行して4人でスタートしました。


最初は国指定重要文化財「誠之堂」と

埼玉県指定有形文化財「清風亭」です。


「誠之堂」は渋沢栄一の喜寿を記念して

初代頭取を務めた第一銀行の行員が出資して

大正5年に建てられた西洋風の煉瓦建物です。


「清風亭」は同じく第一銀行の行員の出資により

大正15年に建てられた随所に煉瓦をあしらった

コンクリート造の建物です。


次に向かったのが

深谷市指定文化財の「尾高惇忠(じゅんちゅう)生家」です。

正直、説明を聞くまで誰なのか知りませんでしたが、

渋沢栄一の従妹であり義兄であり学問の師であり

ビジネスパートナーだった人で、

富岡製糸場初代場長も務めた人物です。

内覧は11月からということで外観のみでしたが

ガイドさんがとても詳しくお二人について語ってくれて

とても勉強になったスポットです。


ここで参加予定のメンバーが全員揃って

ランチに「割烹 楓」へ向かいました。

深谷の郷土料理の「煮ぼうとう」をはじめ

深谷ネギを使った料理がとても美味しかったです。

料理を待つ間、自己紹介タイムにして

「初めまして」あり「お久しぶり」ありで全員打ち解け

近況報告をしあえました。


午後一番は「渋沢栄一記念館」です。

最初に目に入ったのが「渋沢栄一グッズ」の数々!

顔のイラストが入ったTシャツやお菓子が色々!!

それを眺めつつ館内に入り展示を観覧しました。

館内は撮影できないので写真はありませんが

印象に残ったのは、

「藍玉」と渋沢栄一が書いた藍農家の番付、

関わった会社の一覧、そして尾高惇忠の「神託」です。

詳しくはきっと2021年大河ドラマ「青天を衝け」で

描かれると思いますのでお楽しみに♪

ここで記念写真!

1枚だけ素顔でと・・・みんな息を止めてます(^^;;


次に向かったのは生地の「中の家」です。

現存する母屋は当時の生家ではなく

明治28年に建てなおされたものですが

埼玉県指定旧跡になっています。

相当裕福な家だったことが一目瞭然です。

大きな蔵が4つもあります。

ここのガイドさんも大変熱心で

なぜ渋沢栄一がそんなにも

お金の扱いに長けていたか教えて頂けました。


次に近所ではありますが県を跨いで

群馬県伊勢崎市の「田島弥平旧宅」へ

行ってきました。

「世界遺産」と出ていたのでワクワクして

向かったのですが、目の前に現れたのは

大きい家なのですが・・・意外と地味な

蚕農家でした。

ここと富岡製糸場、高山社跡、荒船風穴の

4つで「富岡製糸場と絹産業遺産群」として、

世界遺産に登録さているそうです。展示物もわずかなのですが、

ここもガイドさんがものすごい!!

閉館ギリギリに伺ったのですが、

弾丸の如く、栄えていたころのこの地の話を

情景が浮かぶようによく話してくれました。

渋沢栄一も子どもの頃世話になり

後にお返しするエピソードもあって

行ってよかったスポットです。


最後に、「道の駅おかべ」でお土産など

お買い物をして深谷駅近くの

「カフェ花見」でスイーツ補給★

大学のこと、資格試験のこと、

今後の学生会のことなどたくさん語り合い

ここで解散となりました。


とても有意義な遠足になりました。

また、状況を見つつ必要な対策をして

楽しい時間を作って行きたいですね。


以上、報告は久々の牛山で

写真は鈴木雄太さん協力でした(^^)/

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